免疫力の向上 

      住職 小野山  淳堂

御教歌

信行は足にまかせて参詣し

  口にまかせて南無妙法蓮華経

 ゴールデンウイークが4都府県で3回目の「緊急事態宣言」真っ最中となりました。ご一同の中でも、日々、戦々恐々とされている方もあろうかと思われますが、お互いは十分に感染対策を採りながらも、御宝前のご加護を信じ、日々の信行ご奉公の中から免疫力を養い、この難局を乗り越えることが大事と存じます。どんなに良い薬やワクチンができても、お互いの身体自身に自然治癒力が無ければそれは働きを為しません。

 

 三重県の石黒さんというお医者さんは免疫力を向上させるにはビタミンCやビタミンDを摂取する事が大事で、緑茶を飲む事、食品としては肉やキノコ類を採る事、水分を多く採る事、そして一時間以上お日様に当る事、運動もして気分を明るく持っていく事等を勧めておられます。

 家に引き籠るばかりで太陽を浴びなければ免疫力は低下します。足腰も弱り、頭もボケ、気力も弱り、人間としての生命力を失います。

 

 無闇に病気を恐れることは人と人との人間関係を壊し、信頼という人生の大事な財産を失わせることにもなりかねません。今日という人生の大事な一日をコロナの恐怖に縛り付けられ身動きできないようにされたのでは本末転倒、空しい限りです。

 お寺や御講に参詣すればお日様の光を浴びることもでき、シッカリお供水を頂いて大きな声で御看経に励めば内なる気力も上がり心も鍛えられます。ましてや言上を聞いて他人の為に共に祈れば菩薩心が涵養され、自分も高まり御宝前を通じて人のお役に立つこともでき、御法門を聴聞してみ仏の教えに触れれば勇気や感謝の念も湧いてきます。

 

 また、今は手紙や電話に加えラインやメールという便利な道具で信者同士や友達と繋がり合うこともでき、ユーチューブで本山のご講有や他寺院の御導師・御講師の御法門も聴聞できます。私も本山で執事長としてご奉公させて頂いていた当時の御法門がアップされていて今でも聴聞させて頂くことができます。ピンチをチャンスに代えるのはあなたです。

 

 さて、先日、事務局の役員会議で、鈴木正造さんが、「今日のご修行では、初めて御宝前の前の方に座らせて頂きました。成程、今まで勧めて頂いていたように有難いことが分りました。何より御宝前の厳かさが直接伝わってきましたし、御導師や御講師の木琴の音、御看経の声、その御看経の音のウエーブの波の中に、特に昌彦師の御看経の声が響いて来て有難かった。みんなもっと前へ進んで御看経を頂くべきだ。なぜ、前へ座らないんだろうと思いました」と、自分の正直な感想を話されました。

 

 以前に、千葉県の松戸のお寺から佛立寺へ転寺してこられ、今は九州のお寺へ転寺された御婦人のご信者が転寺して来られるなり、本堂の一番前の席に座って御看経されている方がありました。前に座れば後ろから皆さんにお助行もして頂けます。

 来月十三日は夏のお会式・開導会。今月から準備をし、晴れ晴れと喜びのご参詣をさせて頂きましょう。

指南「参詣も勤むるも身付きの功徳、未来のみやげ」(扇全11・250)